【ラ・リーガ マッチレビュー】Jornada 3 Rayo Vallecano vs FC Barcerona

1節、2節をアウェイで戦ったラージョのホーム開幕戦。

スタンドにはバルサファンもちらほら。

バッグスタンドなどにもいるようで、普通にバルセロナのユニフォームを着ている。

 


新加入のハメス・ロドリゲスがスタンドから観戦。

そして試合前にカメージョのオリンピックメダルをお披露目。

 


スタメン。

ラージョ。

メダリストのカメージョがスタメン。

 


バルセロナ

 


マルティンがスタメン。ぺドリとベルナルのドブレピボーテ

 


6分 エスピノがアルバロ・ガルシアを追い越してクンデを抜き去ってクロス。

かなり早い攻撃をみせる。

 


7分 カウンターの局面でカメージョがボールを前向きで持つと、アルバロ・ガルシアが斜め内側に走り込む。

クンデを引き付け、左サイドのスペースを空けてそこにイシが入る。

イシのシュートは威力がなかったが、面白い攻撃。

 


9分 ムーミンからバリウへロングボール。

バリウにマルティンがあたりにいくと、ダイレクトでデ・フルートスに通される。

デ・フルートスはサイドが空いたため一気に持ち運んでクロス。

マイナス気味のボールにウナイ・ロペスが合わせて先制。

テア・シュテーゲンの脇下を突いた。

バルセロナはサイドチェンジにスライドが追いつかず。

ボールホルダーへの圧を高めるためにマルティンが飛び出してしまったところ、裏を取られた形。

 


ウナイ・ロペスはBox to Boxの働き。

25分にはデ・フルートスが持ったところでニアゾーンラン。

 


バルセロナはヤマル、ハフィーニャが攻撃の核となる。

ヤマルは右大外で仕掛けるプレー。

ハフィーニャは足元、裏、サイドに開くのどのプレーもこなす献身的なトップ下。

 


34分のバルセロナ

ハフィーニャが下がってきたところで、ヤマルが内側、クンデが前へ。

渦の動きでDFの選手が飛び込めないようにしてハフィーニャにボールを入れた。f:id:Ver_laliga_Japon:20241012014610j:imagef:id:Ver_laliga_Japon:20241012014612j:image

 


36分 ヤマルがボールを持つ。カットインからヤマルが巻いたシュート。

GKがしっかりセーブしたが、アルバロ・ガルシアが中を切るか外を切るかハッキリせず、エスピノのカバーが遅れてしまった。

 


前半は1-0とラージョがリードで折り返す。

徐々にバルセロナボールを持つ展開になってきている印象。

 


46分 フェラン・トーレス→ダニ・オルモ

登録枠の様々な障壁を乗り越えてやっと出場。

 


50分 ぺドリからオルモ、マルティンと繋ぐと、ニアゾーンにハフィーニャが走り込む。

完璧な形でエリアに侵入し、折り返したがレヴァンドフスキにギリギリ合わず。

 


56分 アルバロ・ガルシア→エンバルバ

   ウナイ・ロペス→パテ・シス

 


オルモが入ってきてバルセロナミドルサードでのより前進ができるようになっている。

オルモはダブルタッチが上手く対面の相手をかわす。

 

 

 

59分 ぺドリがボールを持つと一気に前進して左サイドのハフィーニャへ。

ぺドリはそのまま走り込んでハフィーニャのクロスに合わせる。

2タッチ目で落ち着いてゴールに流し込んでバルセロナが同点。

ラージョはブロックの形がガタガタの状態の時に一瞬で刺されてしまった。

 


ラージョは中盤の守備強度が落ちてきていて、バルセロナは簡単に押し込めるようになっている。

 


64分 デ・フルートス→エンテカ

     カメージョ→グンバウ

    ジェラルド・マルティン→バルデ

 


68分 オスカル・バレンティン→ペップ・チャバリア

 


71分 大外のぺドリからインサイドでヤマルが受けるとシュートを放つ。

カルデナスが弾いた先でまちかまえていたのはレヴァンドフスキ

落ち着いて処理してネットを揺らした。

しかしぺドリにボールが渡るシーンの球際でクンデがペップ・チャバリアの足を踏んでしまい、ノーゴールの判定。

 


82分 外で受けたヤマルが縦に突破する。

深さをとって、DFラインを押し下げると、斜め後ろのオルモにパス。

オルモは落ち着いてファーに決めて今度こそ逆転。

サイド深くに侵入→マイナスクロスの理想的なゴールでバルセロナがリードを奪う。

 


90+分 ぺドリ→フェルミ

 


99分 浮き玉ボールに抜け出したグンバウのクロスにエンテカがスライディングで飛び込むが、触れず。

ほぼゴールだっただけにもったいないシーン。

 


ラージョはCKの際にはGKを上げさせるほど得点を目指したが、同点には追いつけず。

バルセロナが2-1で逆転勝利を果たした。

 

ラージョは序盤が最も勢いがあったが、だんだんバルセロナのペースに飲まれてしまった。

 

pick up

ハフィーニャ(FCB

フリック体制になって欠かせない選手に。

ウイングだったがトップ下を務めている。

ただ運動量の豊富さはそのまま。

ニアゾーンランに加え、引き出す動き、サイドに張る動きなどタスクは多岐にわたる。

カウンターの場面では横断する動きなどをして、ボールホルダーともう一人のアタッカーにスペースを提供していてバルセロナの攻撃の円滑化に役立っている。

 

Árbitro  ソト・グラード

観客動員 14031