5節のラージョはホームでオサスナと対戦。
アウェイのオサスナサポーターはバジェカスで割り振られた席をほぼ埋めている。
リーガはアウェイサポが本当に少ないだけに驚き。
スペイン中部から北部への大移動だが、鉄道、バス、飛行機のどれでも行けるらしく、交通には困らないみたい。
マドリードからパンプローナへは、Renfeならだいたい3時間の所要時間。
スタメン。
ラージョ。
⚡️ Once del Rayo Vallecano elegido por Íñigo Pérez para enfrentarse a @Osasuna.#RayoOsasuna #VamosRayo pic.twitter.com/q4oH6ZjSqm
— Rayo Vallecano (@RayoVallecano) 2024年9月16日
ハメスはベンチスタート。
トレホをトップ下に置く。
オサスナ。
🔴⚔️ 𝐓𝐡𝐢𝐬 𝐢𝐬 𝐨𝐮𝐫 𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭𝐢𝐧𝐠 𝐗𝐈 𝐟𝐨𝐫 𝐭𝐨𝐧𝐢𝐠𝐡𝐭'𝐬 𝐦𝐚𝐭𝐜𝐡.#LetsGoRojilos | #OsasunaXI | #RayoOsasuna pic.twitter.com/t9emUYjmOM
— C. A. OSASUNA (@osasuna_en) 2024年9月16日
ブディミルを休ませ、ラウール・ガルシアを抜擢。
3分 ブライアン・サラゴサがカットインからシュート。
最初のキックフェイントで対面のルジュンを完璧に剥がしてから枠を狙ったが、バタージャの正面。
10分 アルバロ・ガルシアなら横パスを受けたカメージョがワンタッチ目でカテナを剥がして前を向く。
カテナの前に入り、ボヨモをかわしてシュートを打ったがボヨモの良い対応でブロックされた。
18分 大外で受けたブライアン・サラゴサがラティウを内側に半身はがしてインスイングのクロス。
ラウール・ガルシアを目掛けたボールはかなり精度が高かったが、ムーミンのファウルスレスレのプレーにブロックされた。
ペナルティがと思いきや、逆に監督のビセンテ・モレノにイエローカードが出る始末。
24分 オサスナのカウンター。
サラゴサはそのままスピードをあげると、ムーミンを軽々交わして守備に戻ったオスカル・バレンティンも交してファーにシュート。
枠外だったがサラゴサがチャンスを作りだす。
27分 ゴールキックのボールを競ったラウール・ガルシアのボールがムーミンの目の前に落ちると、ムーミンはクリアボールを真上に蹴り上げてしまう。
そのボールをラウール・ガルシアが上手くトラップすると、右足を振り抜く。
シュートはゴール右上隅に決まるゴラッソ。
スタメン起用に応えてオサスナが先制。
ムーミンはビルドアップでは詰まる原因に。
ワンタッチ目で相手を剥がすプレーは上手いが、その後の判断が遅いのと、正対出来ない事で選択肢をせばめている。
ラージョはアルバロ・ガルシアのアタックからカウンターやシュートチャンスに繋げている。
カメージョのポストプレーも効果的。
そのアルバロ・ガルシアには、ラージョのルベン・ガルシアが戻って対応。
5-3-2のような形で守るので、モンカジョラのカバー範囲が広くなっている。
39分にはそれを逆手にとってグンバウが危険なエリアに侵入している。
またカメージョも一歩下がって引くプレーを得意としていて、42分にはボールを受けて、反転してからシュート。
しかしエレーラの正面。
前半は1-0で終了。
オサスナはモンカジョラとトロのドブレピボーテが安定していて、攻守に好影響。
ラージョはサイド攻撃に鋭さはあるも得点には至らず。
後半。
オサスナは守備を4-4-2のミドルブロックで構える。
アイマールとラウール・ガルシアで分担しながらピボーテを消しつつ、サイドを切る守備。
それに対するラージョの崩しを紹介する。
48:50からのシーン。
トレホがボールを受けると、バレンティンに落とす。
トロにマークをつかれているトレホはそのまま内側に流れてマークを引きつける。
そうして空いたライン間でエンバルバがフリーで受けた。
エンバルバ外を走るラティウに展開してCKを獲得した。
50分 そのCKからの場面。
こぼれ球を拾ったグンバウがムーミンに展開すると、左側のPAライン辺りで受けたムーミンが左足を振り抜く。
エレーラは想定外のシュートに反応が送れゴールに突き刺さった。
ムーミンのFW顔負けのシュートで同点に。
52分 ラージョが左サイドでボールをうばった場面。
アルバロ・ガルシアとアレソが対面すると、アレソとモンカジョラの間にトレホが入る。
トロはこのカバーに行ったことで、中央より右ががら空きに。
サラゴサも守備は戻り遅れることが多いので、グンバウから一気に右サイドに展開してシュートチャンスまで持ち運んだ。
エンバルバのシュートはボヨモの素晴らしいカバーリングでブロック。
57分 エンバルハ→イシ・パラソン
トレホ→デ・フルートス
64分 グンバウ→ウナイ・ロペス
サラゴサの守備の穴をつくラージョ。
64分 カメージョがトロと正対して足を止めると、右側のイシにパス。
イシはフリーで左足を振り抜いたが、巻いたシュートは枠外。
しかしかなり危険な場面。
66分 ラウール・ガルシア→ブディミル
アイマール→イバニェス
今日スタメンで1ゴールをあげたラウール・ガルシアは、背負うプレーより、前向き、横向きでプレーする方が得意そう。
直後の66分。
ゴールキックからのセカンドボールを収めると、ラージョが縦に早い攻撃。
大外のアルバロ・ガルシアが内側から追い越すペップ・チャバリアにスルーパスとゴールライン際からクロスをあげる。
マイナスを狙ったクロスに反応する選手はいなかったが、PA外まで転がってきたボール反応したのはラティウ。
右足で蹴ったシュートがイバニェスにあたり、右隅に吸い込まれる。
ラージョが逆転。
76分 モンカジョラ→ペーニャ
84分 ブライアン・サラゴサ→モイ・ゴメス
86分 カメージョ→グアルディオラ
アルバロ・ガルシア→ハメス・ロドリゲス
ハメスが満を持して初出場。
スタンドにはコロンビア代表のユニフォームを着たファン、コロンビア国旗を掲げている人、神に祈りを捧げている人など歓迎ぶりが伺える。
ハメスはいきなり見せ場を作る。
87分 ハメスがファーに走り込むグアルディオラにクロス。
そのボールは正確でグアルディオラの足元にピタリ。
グアルディオラはデ・フルートスに落としたが、カテナが戻って対応。
オサスナはトロを前線に上げてパワープレー。
95分 ハーフライン手前からエレーラがPAに向けてフィード。
これをラージョに奪われてしまう。
ラージョは5vs2の圧倒的に数的優位のカウンターで、ウナイ・ロペスが持ち運ぶと、そのままシュート。
これを決めて3点目。
アディショナルタイムにトドメの一発。
試合はこれで終了。
3-1でホームのラージョがオサスナを下した。
ラージョはバルセロナ、エスパニョールの2連敗を乗り越えて勝利。
カウンターが冴えた。
オサスナはサラゴサがラティウに封じられてしまう時間が長くなってしまった。
エンゾ・ボヨモ(OSA)
新加入から二試合目でもかなり落ち着いてプレー。
嵌めパスも少なく、プレーキャンセルができることと、パスを出したあとのポジショニングの取り直し、また守備ではカバーリングも欠かさない。
スタメンの座を勝ち取りそう。
Árbitro キンテーロ・ゴンザレス
観客動員 13073