【ラ・リーガ マッチレビュー】Jornada 19 Atletico madrid vs CA Osasuna

アトレティコは13連勝中。

全コンペに生き残っており、絶好調。

ホームにオサスナを迎える。

 


スタメン。

アトレティコ

ヒメネスが離脱中。ル・ノルマンとラングレのセット。

 


オサスナ

ブディミル、アイマール、アレソがベンチスタートの思いきったメンバー構成。

 


オサスナは5バックを採用。

守備陣は5-4-1で引いた布陣。

左利きのボヨモが右のセントラルを務めている。

攻撃ではモイ・ゴメスが内寄りのポジショニング。

ラウール・ガルシアから落としのパスを受ける役割と、上がってきたブレトネスとのシンプルな崩しが求められる。

 


アトレティコのビルドアップはラテラルを押し出す形。

デ・パウルは右斜めに落ちて、中央にリケルメ。そうでない時も、モリーナとデ・パウルシメオネはお互いに角度を確保できている。

右サイドではグリーズマンが絡んでローテーションする面白いムービングを見せる。

 

7分 アトレティコが右サイドから崩す。

右の大外でジュリアーノがパスを受けると、内側にいたモリーナをニアゾーンへ走らせる。

モリーナが抜け出してクロスを入れると、グリーズマンがニアで起動を変える。

エレーラの重心の逆をつきネットを揺らす。

しかしグリーズマンのシュートが腕に当たっていたとして取り消し。

 


12分 アトレティコのカウンター。

ボールを持ったジュリアーノ・シメオネグリーズマンに預けて裏へ走る。

折り返しのスルーパスをうけたシメオネPAまでドリブルで侵入すると、折り返しのラストパスをアルバレスに届ける。

フリーでの合わせたがシュートはエレーラの正面。

 


27分 デ・パウルからライン裏へロブパス。

最終ラインの乱れをついてアルバレスが抜け出すと、ワンマッチでヘディングシュートしたが、エレーラのパラドン

アルバレスはその後も惜しいシュートをなっているがエレーラにセービングされている。

 


前半はスコアレス。

お互い守備に重きを置いた展開。

オサスナは足元を繋ぐパスが多く、アトレティコのプレッシャーに潰されている感じ。

アトレティコはネットを揺らすシーンはあったが取り消されてしまった。

 


後半。

46分 ギャラガー→リノ

後半から出場のリノは大外のポジション、ガランがハーフレーンに入る。

 


52分 ガランが大外でボールを持つと、ハーフレーンに居たデ・パウルと入れ替わるようにリノがニアゾーンラン。ボヨモの背中をついて抜け出し、クロスを上げた。

クロスに飛び込んだグリーズマンは上手くトラップできなかったが惜しいシーン。

 


55分 アトレティコのCK。

キッカーのグリーズマンは1度マイナスのデ・パウルに預けて角度を作る。

ダイレクトでクロスを上げると、ファーでラングレがヘディングで折り返し、アルバレスに完璧なラストパス。

アルバレスはガラ空きのゴールに流し込んで先制。

ファーでの競り合いに応戦に入ったトロがマークを空けてしまった形。

 


アトレティコは先制後、6-3-1とも取れるブロックを敷き残り時間30分ある中で守りに重点を置いていく。

 


63分 ペーニャ→モンカジョラ

    ボヨモ→アイマール

64分 トロ→アレソ

オサスナは攻撃的な布陣へ。

前から人を当てる守備でアバウトなボールを蹴らせ、攻撃の時間を伸ばす。

ブロック角でモンカジョラやモイ・ゴメスがパスを受けることでアトレティコのMFブロックをズラしそこからチャンスを窺う。

 


73分 ジュリアーノ・シメオネ→マルコス・ジョレンテ

シメオネはカウンターのランニングで存在感。

何度もグリーズマンからのスルーパスに走り込み、陣地を回復した。

 


アトレティコはサイドに追い込まれながらも、ジョレンテを裏に走らせることでカウンターを防ぐローリスク攻撃。

コレアからもいいスルーパスが通りかけており、前がかりに出たいオサスナにとっては厄介な存在。

 


78分 ラウール・ガルシア→ブディミル

    フリアン・アルバレスアンヘル・コレア

86分 ルベン・ガルシア→ホセ・アルナイス

 


91分 アトレティコのカウンター。

リノがボールをもって前進するとコレアに落とす。

コレアはワンタッチで回転しながらスペースにパスを送るとガランが走り込む。

PA手前でクロスをあげると、ブレトネスに当たり、あわやオウンゴールとなったがポストに直撃している。

 


アトレティコは守りきって勝利。

時間稼ぎの交代のためにライン際に控えていたヴィツェルは出場することなく試合終了。

連勝街道を突き進む。

 


オサスナは守備的な布陣で挑み何とか耐えていたが中盤に失点。

そこから攻撃に振るまでに少し時間がかかった印象。

アトレティコのブロックを攻めきれず。

 


Árbitro  イシドロ・ディアス・デ・メラ

観客動員 64801