【ラ・リーガ マッチレビュー】Jornada32 Rayo vallecano vs Valencia CF

両監督は同じチームでプレーしたことはないものの意外な共通点がある。

それはビエルサと関係があるということ。

イニゴ・ペレスは選手時代、アスレティックで過ごした11/12~12/13シーズンの監督がビエルサ

コルベランは18/19~21/22シーズン、リーズで指揮を務めたビエルサの元でヘッドコーチを歴任している。

それもあり、お互いショートカウンターを得意とするチームの対決。

 


スタメン。

ラージョ。

グンバウが連続してチャンスを掴んでいる。

ムーミンの負傷にともなってシスがセントラルでスタメン。

 


バレンシア

連続してスタメン出場していたサディクをベンチスタート。

ドゥロがCFに入る。

 


バレンシアはバレネチェアが静的なピボーテとして振る舞う。

ハビ・ゲラはバレネチェアが開いた時は中央に、中央にいる時は少し高めと柔軟な位置取りでビルドアップをサポートする。

低い位置からの力強いコンドゥクシオンはやはり魅力。

チームとして後ろの5枚でプレスを剥がして前線に運ぶ意識がある。

 


一方でラージョはサイドを起点にする。

ラテラルが大外、ウイングがハーフレーンの初期位置。

大外が低く張ることでSH-ピボーテのスペースを開けることにも繋がり、ライン間へのパス本数もそこそこ多い。

一方で大外からDFラインの裏を狙うボールはあまり通っていない印象。

逆サイドのラテラルは絞ってネガティブトランジションに備える位置取り。

ラージョはプレス対策も用意。f:id:Ver_laliga_Japon:20250422014755j:image

サイドを変える際に受けるプレスを、平行サポートの選手が低めに陣取ることで相手をひきつけ、斜めのパスコースを作っている。

 


2分 バレンシアがラージョのプレスを回避。

アルメイダへの縦パスからゲラに落としてラインを超えると一気に前進。

バレンティンを剥がしてDFラインに迫り左に展開。

ガヤのクロスにドゥロが頭で合わせたがこれは枠外。

 


6分 バレンシアミドルサードでボールを奪って素早い攻撃の形。 右のハーフレーンでディエゴ・ロペスがパスを受けるとバレンティンを剥がして内側へドリブル。

ゲラが足元の選択肢を作り、ルジュンを引きつけると、ファーから抜け出したドゥロにスルーパス

滑り込みながらシュートに繋げたが枠外。

 


44分 ラージョの押し込んだ展開。

左サイドから攻撃し、中央のエンテカへ。

エンテカがバレンティンに落とすとバレンティンは右大外のラティウへ。

ラティウは内側へのドリブルを挟んで入れ替わるようにニアゾーンにぬけたペドロ・ディアスへ。

ディアスがエリア右側からクロスを入れると再びエンテカへ。

エンテカはタレガを背負うのに精一杯でヘディングは出来なかったが、クロスボールがタレガにあたってゴールに吸い込まれる。

前半終了間際にラージョが先制に成功する。

 


前半はこのゴールでラージョがリードして終了。

バレンシアは序盤こそボールを握っていたがだんだんとラージョが主導権を握り返してきた。

バレンシアはカウンターのチャンスが少なめの印象。

ラージョの帰陣の早さが際立っている。

後半。

55分 ウーゴ・ドゥロ→ラファ・ミル

    リオハ→フラン・ペレス

 


後半もラージョに若干の主導権。

ラティウが右の大外を駆け上がる場面が多くなっている。

突破力でも優勢でクロスに繋げている。

 


66分 アルメイダ→サディク

    ガヤ→へスス・バスケス

 


69分 バレンシアのチャンス。

左サイドでのサディクのポストプレーから右に展開。

バレネチェア、ゲラと繋いで大外のフラン・ペレスに送るとペレスのクロスにファーでミルが合わせる。

ミルは豪快なシュートで狙ったが枠外。

 


71分 グンバウ→ウナイ・ロペス

    デ・フルートス→エンバルバ

74分 バレネチェア→ペペル

ペペルは負傷。

 


直後の75分

中央のゲラから左のディエゴ・ロペスへ。

ディエゴ・ロペスはニアゾーンに走り込むへスス・バスケスがダイレクトで折り返しを入れるとサディクが合わせる。

滑り込みながらのシュートがポスト直撃。跳ね返ったボールがふたたびサディクの前に転がるとサディクは座り込みながらゴールに押し込む。

途中出場ながら結果を残してバレンシアが同点に。


83分 エンテカ→グアルディオラ

    バレンティン→イシ

イシはライン間でのプレー。

しかしバレンシアは中央をしっかり閉めており本来のプレーを出すには至らなかった。


試合はこのままドローで終了。

オープンな展開にもならず締まった展開のゲームは最後まで決定機に恵まれなかった。

 


Árbitro  アレハンドロ・キンテーロ

観客動員 11308