【ラ・リーガ マッチレビュー】Jornada32 FC Barcelona vs RC Celta

バルセロナは優勝へ、セルタはヨーロッパ大会進出へどちらも勝ちたい試合。

セルタは前節8試合負け無しが崩れたが勢いは十分。

セルタにはモリバ、マルコス・アロンソなどバルセロナと関わりのある選手が多数在籍。

 


スタメン。

バルセロナ

ヤマル、オルモがベンチスタート。

ミッドウィークも考慮か。

 


セルタ。

こちらもメンバーを変更。

右WBにドゥランを置く。

 


セルタはメンバーの変更にともなってシステムも変更。

守備時はピボーテのベルトランが最終ラインに下がる。

敵チームほどではないが、ハイラインでの守備でプレーエリアを圧縮。

バルセロナはヤマル不在の代替としてハフィーニャにウイングとしての振る舞いを務めさせる。

狭められたライン間を活用するのにはやはりぺドリが有効。

ぺドリに対してはモリバが前に出るが、その背後のスペースを縫ってフェランが何度もパスを受けている。

 


一方のセルタはハイラインの守備攻略のため、ポストプレーと落としのパスを多用。

ビルドアップの選手と前線の選手を離すことで落としのパスの余地をあける。

右サイドでスピードのあるドゥランが待ち構えており、裏のスペースを狙っている。

 


12分 バルセロナの保持から。

イニゴからFWの背後でフェランがパスを受ける。フェランは前を向くと内側へのドリブルでマルコスを剥がしてピッチを横断。

右足で腰を捻ったシュートは逆サイドのサイドネットに突き刺さる。

フェランのリーグ2桁にのせるゴールで早々に先制。

 


15分 セルタのカウンター。

中盤でロングボールを拾うとマルコス・アロンソはアウトサイドキックで右のドゥランへ展開。

フリーで右サイドを上がったドゥランがダイレクトでクロスを入れるとシュチェスニーが飛び出すが触れず。

ファーで待ち構えていたイグレシアスが合わせてすぐに同点に。

 


22分 セルタが再びハイラインを突破。

ロサーダの落としを受けたベルトランから最終ライン手前のモリバへ。

モリバがマルティンを引き付けてドゥランの裏へ。

同点ゴールと同じような形のクロスを入れたがこれはシュチェスニーがカバー。

 


42分 セルタのロングカウンター。

ボールを奪ったハビ・ロドリゲスからドゥランを経由してモリバの裏ヘ。

マルティンの背後にボールを落としてモリバが抜け出すとエリア内に侵入してシュート。

こぼれ球にロサーダが反応したがそれもシュチェスニーがセーブ。

 


前半は同点で終了。

セルタはバルセロナの攻撃を上手く抑えつつカウンターのチャンスを作れている。

バルセロナ-オサスナの試合と似たような展開で、期待は十分。

 


後半。

46分 ロサーダ→ミンゲサ

ミンゲサが外に入ることでベルトランは守備時も中央に留まるようになる。

バルセロナが押し込む展開が続き、ラインを押し上げられなくなっているが、中盤の選手がしっかり中切りのプレスを徹底出来ているので、フェランへのパスも減っている。

 


52分 ラゴのロングボールをフレンキーが処理ミス。

後ろに逸らすとイグレシアスがこれを逃さない。

ガラガラの敵陣に切り込んで右サイドから右足で逆のサイドネットを狙う。

精度の高いコントロールショットでイグレシアスはドブレーテ。

セルタが逆転に成功。

 


57分 モリバがブロックの前でぺドリからボールを奪う。

数的優位のロングカウンターとなってイグレシアスへパス。

イグレシアスのシュートは正面だったが、モリバの長いリーチでのスティールからチャンスに繋げた。

 


59分 フェルミン→ダニ・オルモ

    フェラン・トーレス→ラミン・ヤマル

60分 スウェドベリ→アルフォン

 


62分 セルタのロングカウンター。

ライン間で受けたオルモのパスミスをカレイラがクリア。

これがDFラインの背後におちてイグレシアスが走り込む。

イグレシアスは完全にラインブレイクしてシュチェスニーと1vs1になると、ループ気味のシュートでハットトリック達成。

背後のケアを疎かにしてしまった所をセルタが老獪に突いてリードを広げる。

 


64分 クンデが裏を狙う体勢でラインを押し下げて足元のレヴァンドフスキに落とす。

レヴァンドフスキは前を向いてハフィーニャへ。

セルタの守備陣は一気に圧縮したがその背後にオルモが飛び出す。

冷静にネットを揺らして1点差に。

 


68分 バルセロナの押し込んだ展開。

ぺドリから右に展開。

クンデ、ヤマルと繋ぐとヤマルが持ち替えてクロス。

このボールにジョエル・ラゴの背後に上手く入り込んだハフィーニャが頭で合わせて同点に追いつく。

 


73分 イグレシアス→アスパス

74分 ドゥラン→フェル・ロペス

78分レヴァンドフスキ→ガビ

 

 

 

87分 クバルシ→エリック・ガルシア

88分 マルティン→パウ・ビクトル

89分 モリバ→ソテロ

バルセロナはDFを減らして枚数をかける攻撃に。

 


88分 セルタが押し込んで攻撃。

右サイドで深さをとると一旦は奪われるがすぐに取り返す。

ソテロから外のアルフォンを経由し、ラインの裏に抜けたフェル・ロペスへ。

フェル・ロペスはシュチェスニーを交わして時間をつくり、浮き玉のラストパス。

合わせたミンゲサは押し込むだけだったがヘディングは枠外。

千載一遇のチャンスも決めきれない。

 


93分 右サイドのぺドリから、オルモがラインの裏に抜け出す。

エリア内でトラップすると背後からラゴのタックルを受ける。

上手く背中で受けて倒れ、VARの末ペナルティを獲得。

これをハフィーニャがきめて90+8分についにバルセロナが逆転に成功。

2点のビハインドをひっくり返してバルセロナが劇的な逆転。

これで試合は終了。

勝負強さを見せつけてバルセロナが土壇場で勝ち点3を獲得した。

 


ヒラルデスは善戦。メンバーを変えながらも素晴らしい戦いを見せたがポイント獲得には及ばず。

 


Árbitro マリオ・メレーロ

観客動員 48569