第4節のセビージャとジローナのカードはラモン・サンチェス・ピスファンでのデーゲーム。
スタンドにはオカンポスの姿も。
お互いホームユニフォームで戦う。
スタメン。
セビージャ。
🚨 XI #SevillaFCGirona ⚪️🔴
— Sevilla Fútbol Club (@SevillaFC) 2024年9月1日
Nyland - Carmona, Badé, Marcao, Barco - Agoumé, Sambi, Juanlu - Lukébakio, Ejuke, Isaac.#WeareSevilla #NuncaTeRindas pic.twitter.com/5Bnnif9SlV
バルコが先発。
アグメとサンビ=ロコンガのコンビ。
𝐄𝐋 𝐍𝐎𝐒𝐓𝐑𝐄 𝐎𝐍𝐙𝐄! ❤️🤍#SevillaFCGirona pic.twitter.com/cn77AsaovU
— Girona FC (@GironaFC) 2024年9月1日
ジローナ。
ほとんどいつものメンバー。
セビージャのビルドアップはバルコを2列目のインサイドに配置。
残りのDFとサンビ=ロコンガ、アグメで五角形を作りパスを回す。
しかし、バデとマルコンは正対が出来ないため、ジローナの選手はかなり追い込みやすくなっている。
6分 エジュケがバルコの内側でフリックしたボールを受けることでプレスから逃れると、フアンルに展開。
フアンルはファーに上手く流れてマークを外したイサークにスルーパス。
イサークのシュートはセーブされたが手数少なくゴールに迫った。
このシーンではマルコンの持ち運びからシュートまで漕ぎ着けたが、基本的にはマルコンはプレスを受けて外に外に追い出されてしまうので詰まりの原因になっている。
18分 PA中央手前クリアボールをバルコが拾うと、相手を引き付けてイサークにパス。
イサークが左方向にドリブルしながら、バルコも左側も駆け上がると、DFの意識がイサークの左側に向かう。
それを逆手にとって左足でシュート。
枠外だったがゴールでもおかしくないプレー。
ジローナは4-4-2で守るが、ツィガンコフが持ち運んだマルコンにもプレスをかけることがある。
22分のシーン。
マルコンにボールを持ったタイミングで、ツィガンコフがプレスをかけようとしたが、下がってきたエジュケを警戒してプレスをかけられず。
その間にサンビ=ロコンガが2セントラルの間に落ち、アグメへボールの出口を作った。
アグメから1歩落ちたイサーク、裏のエジュケと展開して一気にPA内まで運んだ。
ジローナのビルドアップはセビージャとかなり似ている。
ミゲルはバルコと同じく2列目のインサイドを担当。
ブリントらからヒルにボールが入る時に相手のSHを引き付けてパスコースを作る。
そしてフランセスが3バックを形成する。
ジローナはドブレピボーテのタイプが特徴。
両チームとも、中央へのボールを防ぐ守備は出来ているが、質の高さもあってウイングへのロングボールはチャンスに繋がりやすい。
41分 エレーラから大外のヒルにパスが入る。
リュケバキオ対応が遅れ、ヒルにカルモナが対応に出ると、カルモナが元々マークに着いていたミゲルが縦に抜け出す。
ミゲルがクロスを上げるとファーで合わせたのはイバン・マルティン。
バルコ
ジローナは前半ほとんどシュートがなかったが、ワンチャンスをものにした。
42分 エジュケがバデからフィードを受けると、インサイドのバルコと大きめのワンツーで一気に裏に抜け出す。
ダイレクトで狙った巻いたシュートはネットを揺らしたが、バルコの裏パスのところでエジュケがオフサイド。
得点取り消しとなった。
44分 大外で受けたリュケバキオが対面のエレーラを交わしてカットイン。
ファーに強烈なシュートを放ったがガッサニーガのパラドン。
前半はジローナの1-0で終了。
セビージャガボールを握る展開だったが、ジローナが少ないチャンスを活かしてリードを奪った。
後半。
46分 ヤンヘル・エレーラ→ジョン・ソリス
ツィガンコフ→ダンジュマ
ダンジュマは左大外、ヒルが右ウイングに代わった。
バルコは縦パスを受ける機会が増えているが、落としのパスを出したあとは必ずスペースに抜ける動きをするのでビルドアップが円滑化している。
58分 1歩引いた位置でアベル・ルイスが受けると、アスプリージャ、ブライアン・ヒルと繋いで、インスイングのクロスにアベル・ルイス。
頭で合わせたがニーランにセーブされた。
アベル・ルイスは下がった位置で受けるプレーを得意としている。
アスプリージャもイングランド産の選手だが、時間を作るプレーもできるようだ。
65分 フアンル→ペケ
リュケバキオ→へスス・ナバス
68分セットプレーが流れたボールをフランセスがボレーシュートすると、ブロックに入ったイサークのハンドを取られペナルティ。
これをアベル・ルイスが追いついて決めて2点目。
手を自ら出していた訳では無いのでセビージャ側からすると不運なPKだ。
82分 カルモナ→イドゥンボ
アグメ→ジブリル・ソウ
84分 PA手前でフリーでボールを受けたアスプリージャのミドルシュート。
マルコンにあたって枠をはずれたが自分をアピールしている。
フランセス→アルナウ
セビージャはイドゥンボがウインガーとして積極的に仕掛ける。
終盤は押し込んだがゴールには至らず。
アウェイのジローナが2-0で勝利した。
ジローナは思い通りの展開ではなかったが、少ないチャンスを決めきった印象。
セビージャはバルコの活躍が収穫か。
ボールに触ってリズムを作るタイプの選手で、崩しの局面では面白いプレーをしてくれそう。
Pickup
アベル・ルイス(GIR)
前任者のドフビクとは異なり、リンクマンのようなプレー。
サイドにボールが入った時に、下がってくることでもうひとつの選択肢が生まれることでプレスから逃れやすくなっている。
近づきすぎて自ら首を絞めてしまう場面はあるが、今日はゴールも決めていい試合になった。
Árbitro ホセ・サンチェス
観客動員 35735