【ラ・リーガ マッチレビュー】Jornada 8 RC Celta vs FC Girona

セルタは試合前にメモリアルなセレモニーをを用意。

アトレティコ戦で達成した、アスパスの500試合出場を祝う。

ラ・リーガの通算500試合以上を記録している選手は本当にレジェンドばかりで名実ともに名を連ねた形だ。

この試合のために準備された巨大なコレオを背に、家族と共にユニフォームを受け取った。

 

 

 


スタメン。

セルタ。

 

カレイラ、モリバが先発。

 


ジローナ。

4-3-3の形。

 

オリオルがピボーテ

 

 

 

2分 ピボーテオリオル・ロメウから背中を向けて受けたヤンヘルがワンタッチ目でマルコス・アロンソと入れ替わる。

ツィガンコフに渡して前進し、オーバーラップの形で再びボールを受ける。

ゴールポストギリギリまで持ち運びシュートを放ったがシュートはグアイタにセーブされた。

 


7分 自陣でオリオル・ロメウがボールロスト。

ボールを奪ったモリバからパスを受けたアルフフォンが上手く相手を引き付けてイグレシアスへラストパスを送ったが、ギリギリ合わず。

決定機に持ち込めなかった。

 


14分 ロメウ→ファン・デ・ベーク

ロメウは負傷。

インテリオールのファン・デ・ベークを投入。

 


セルタはWBを最後列へ下げる5-2-3から5-4-1に近い形の守備。

 


相手のビルドアップの局面では下がってくる相手にマンマークでついて行き、圧力をかける。

ダンジュマとイバン・マルティン以外はこのプレスに苦戦していて前を向けていない。

 


またセルタはビルドアップでハビ・ロドリゲスをFWラインの奥に置く。

このポジショニングでジローナの1stプレスを回避している。

また左サイドではミンゲサが深い位置を取ってツィガンコフを牽制。

 


21分 大外でパスを受けたダンジュマが細かいステップでカレイラを縦に交してクロス。

モリバにあたってゴール方向へ飛んだがグアイタがキャッチしている。

 


試合は全体的にはジローナがボールを握る展開。

ブリントを中央におく3バックのビルドアップがかなり安定している。

ボールの出口はイバン・マルティンが務めるが、詰まった局面ではミゲルが落ちてきてボールを引き出すことも出来る。

またブリントのコンドゥクシオンの判断がよく、上手く押し込めている印象。

またジローナはセルタのプレスのかわし方も用意。

引き出してきた選手がマークを引連れ、横へ逃げる。

その間スペースにもう1人の選手が入ることでプレスを回避。

 

 

 

38分 ダンジュマのクロスが流れたボールをファン・デ・ベークが拾う。

フランセスを経由して、ペナ角から少し内側でブリントがボールを受けると、左足で正確なクロス。

ヤンヘル・エレーラが頭で合わせて先制。

GKとDFの間に落とす見事なクロスでゴールに繋げた。

 


前半はジローナの1点リードで終了。

セルタは攻撃の引き出しが欲しい。

 


後半。

46分 カレイラ→ウーゴ・アルバレス

ミンゲサが右へ。

 


49分 セルタのカウンター。

イグレシアスがミンゲサに落とすと、ダミアンを経由してアルフォンへ。

アルフォンはワンタッチで外を駆け抜けるアルバレスへ流す。

アルバレスへのパスは乱れたが、アルバレスは華麗なテクニックで対面を剥がすと折り返しのパスを出したがゴールには至らなかった。

 


54分 ブリント→ダビド・ロペス

ブリントも負傷とみられ、予後が心配。

 


58分 アルフォン→スウェドベリ

    イグレシアス→ドゥビカス

 


62分 横パスを受けたモリバがワンタッチ目で大きく前進。

エレーラを交わしてスルーパス

ドゥビカスと入れ替わるように左側へ抜け出したドゥランがシュートを放ったが枠を外した。

 


65分 モリバ→アスパス

    ドゥラン→ソテロ

セルタの非保持陣形はアスパスとドゥビカスが残り気味の5-3-2に近い形。

しかし基本的な守備の形は変わっていない。

 


72分 ヤンヘル→ソリス

    アベル・ルイス→ポルト

    ダンジュマ→ブライアン・ヒル

 


交代のヒルもダンジュマと変わらず脅威。

74分など、カットインからのシュートでチャンス。

 


81分 下がり目の位置でボールを受けたアスパスがアルバレスの裏へ展開。

スウェドベリの内側へのランニングでフランセスが引っ張られ、アルバレスは余裕を持って前進。

マイナスのグラウンダークロスをスウェドベリが落とすと、アスパスが左足で流し込んでゴール。

ガッサニーガはDFがブラインドとなっており全く反応できず。

500試合出場を祝福されたレジェンドのゴールで同点に追いつく。

 


その後はセルタが押す展開。

85分のスウェドベリのカットインシュートなど惜しいシーンも。

 


しかしジローナの守備陣も集中を切らさず。

同点のまま試合は終了。

 


2連敗中のセルタは久しぶりの勝ち点を獲得。

ジローナはけが人が復帰しつつあるがココ最近は勝利のない状況が続いている。

 


Árbitro デ・ブルゴス

観客動員 21347