【ラ・リーガ マッチレビュー】Jornada 9 Deportivo Alaves vs FC Barcelona

前節を落としたバルセロナは何としてでも勝ちたい一戦。

アラベスとのアウェイゲーム。

 

両チームのスタメン。

アラベス

ドブレがいつものコンビに戻った。

レバックがスタメン。

 

バルセロナ

ハフィーニャがスタメン復帰。

フォルトもスタメン。

 

3分 ヤマルからラフィーニャへスルーパス

ラフィーニャはネットを揺らしたがオフサイド

ぺドリが背中向きで受けた際に旋回しながら落としを受け、展開したフェランの動きも良かった。

 


6分 フェラン・トーレスエリック・ガルシア

開始早々に負傷してしまい、交代。

 


7分 ラフィーニャのセットプレーにレヴァンドフスキが合わせ先制。

ラフィーニャの鋭いボールを相手に触られることなくヘディングで決めた。

 


アラベスはハイラインの裏を狙っていく戦略。

オサスナの対バルサ戦略と似ている印象。

スローインの際にもクバルシがラインを上げた瞬間に裏をトニマルティネスが狙ったり、ビセンテがロングボールを裏で受けたりしようとしている。

ペーニャのカバー範囲は自ずと広くなってきていて、テアとの実力差が露呈されてきそう。

 


21分 カウンターの局面に繋がりそうなボールをサイドでハフィーニャとアブカルが競る。

ここでハフィーニャが完全に抜け出して独走。

最後はレヴァンドフスキに流し込んでゴール。

序盤からリードを広げていく。

 


ラフィーニャは積極的な裏へのアクションを見せる。

 


32分 カサド→エリックと繋ぐと、モウリーニョの背中をとったレヴァンドフスキが抜け出してスルーパスを受けて流し込む。

32分でハットトリック達成。

エリック・ガルシアのライン間に入り込む動きが良く、カサドと良いラインを繋ぐことが出来ていた。

レヴァンドフスキも流石の決定力。

 


アラベスは中盤からプレスをかけたいが、イニゴ・マルティネスがボールを持ったところでバルデが高い位置を取るのでビセンテがそれについて行くのでスペースを与えることが出来ている。

 


45分 アラベスがネットを揺らす。

テナグリアがサイドで持つと、内側をブランコが抜ける。

これによって横のカバーが無くなったのでテナグリアがバルデを左にかわすとクロスにトニマルティネスが頭で合わせた。

しかしその前のプレーのところでオフサイドがあり取り消し。

 


アディショナルタイムにはCKにペドリがファーで完全にフリーになったがシュートは合わず。

ニアに動き出す動きでファーを完全にフリーにするアラベスのお株を奪うようなセットプレーを見せた。

 


46分 テナグリア→ムサ・ディアラ

 


57分 ストイチコフ→キケ・ガルシア

    トニ・マルティネス→トーマス・コネクニ

 


67分 ラミン・ヤマル→アンス・ファティ

   フォルト→クンデ

67分 アブカル→アドリアン・ピカ

 


67分 キケ・ガルシアが起点になるとレバックが斜め外に抜け出してマイナスクロス。

ブランコがミドルで合わせたが枠外。

 


78分 ブランコ→ジョアン・ジョルダン

 


81分 キケ・ガルシアが抜け出してボールを触るもペーニャがセーブ。

 


81分 バルデ→フレンキー・デ・ヨング

   イニゴ・マルティネス→ジェラルド・マルティン

 


84分 ジョアン・ジョルダンのセットプレーのキックにモウリーニョがピンポイントで合わせるもオフサイド

アラベスは2回目のゴール取り消し。

 


アラベスは試合を通してハイラインの裏を狙い続けたが、バルセロナもラインを全く下げない。

結局アラベスは11ものオフサイドを取られてしまった。

パサーがパスを出せる体勢でもラインを上げ続けるようなスタイルで強気に出続けた。

カウンターは決めきれずも3点のリードをしっかりと守り切り試合終了。

バルセロナが快勝で着実に勝ち点を伸ばした。

 

アラベスバルセロナに対抗してラインを上げたことで裏を取られる回数が増えてしまった。

そこをハフィーニャが積極的なランニングで狙い続けた。

 

Pickup

ハフィーニャ(BAR)

献身的なプレーでチームを支えた。

裏への走り出しに加え、ライン間で受けるプレーも出来る。

レヴァンドフスキとのホットラインも開通していて、2アシストを記録。

チームに欠かせない選手になっている。

 

審判 ミゲル・オルティス

観客動員 19468