【ラ・リーガ マッチレビュー】Jornada 2 Deportivo Alaves vs Real Betis

アラベスのホーム開幕戦。

アラベスの初戦はビーゴでのセルタ戦で敗北。

ベティスは分けたジローナ戦とこの試合の間にECLでスロバキア遠征挟んでいる。

 


両チームのスタメン。

アラベス

セントラルにはセドラルが入る。

マヌサンチェスも今季初スタメン。

 


ベティス

ロカとカルバーリョのコンビ。

セントラルはボールを持てるバルトラとジョレンテ

 


お互いにボールをなるべく保持したい考えが見える。

両チームともセントラル+ドブれピボーテのセットでボールを動かす。

 


ベティスはフェキルやフォルナルスが割と下がってきてプレーする。

サバリとリカルド・ロドリゲスが高い位置までポジショニングをとる余裕があれば上手く攻め込めそう。

 


アラベスは2トップに近いイメージ。

両サイドの攻め上がりはサイドにボールが入ってからのオーバーラップという感じ。

 


7分 ビセンテがGKからのロングボールを受けると縦に突破してクロス。

こぼれ球をゲバラミドルシュート

ブロックされたがゴール正面でがら空きの状態でこぼれ球を拾うことが出来てチャンスに。

 


10分 ルイバルのアーリークロスにフアンミが飛び込んだが枠外。

ボールを奪ってから早い攻撃で決定機を作った。

 


14分 ビセンテがボールを自陣PA付近でボールを奪ったところから一気に相手のPA付近までボールキャリー。

ハンドでセットプレー獲得。

1人で盤面をひっくり返す好プレー。

 


17分 コネクニのアーリークロスに大外でビセンテが合わせる。

しかしキケがオフサイドでノーゴール。

コネクニはGKとDFラインの間を狙ういいクロス。

 


22分 ストイチコフのバックカットパスでビセンテが抜け出すと、クロスをあげるも合わせられず。

サイド主体でアラベスが再三チャンスを作り出している。

 


33分 カルバーリョミドルシュート

ベティスはサイドにボールが入った時に、インサイドを使うことが出来れば(パスコースを用意出来れば)いい形でボールを繋ぐことが出来ている。

しかしライン間の人数が少なめ。

ブロック外でボールを回している印象は否めない。

 


30分過ぎからビセンテとコネクニがサイドを変えている。

まだ2節なのでお試し起用感もある。

 


41分 ブランコがボールを持ったところでキケ・ガルシア、ストイチコフが前に走り出す。

ここで空いたスペースをビセンテが足元で利用。

マヌ・サンチェスに展開するとコネクニ目掛けたクロスを入れた。

 


前半は0-0で終了。

ベティスはすこし守備強度が低い印象。

セカンドボールを回収されているのでカウンターや保持に繋げられる機会が少なくなっている。

アラベスビセンテが好調子。

普段通りサイドを起点にチャンスを作っているが、クロスに飛び込む選手が少ない。

 


46分 リカルド・ロドリゲス→ペロー

 


51分 フェキルがカウンターで持ち運ぶとアブカルがフアンミの裏を警戒し、左に動いた瞬間にシュートを狙う。

枠外だったが、奪ったボールをルイバルに繋げたことでカウンターチャンスに。

 


54分 テナグリアがアブカルの縦パスに抜け出す。

ジョレンテのスライディングでのクリアは確かにボールに触れているがノーファウルの際どい判定。結構揉めた。

 


61分 ストイチコフ→カルロス・マルティン

    トーマス・コネクニ→ルカ・ロメロ

 


63分 フアンミ→アブデ

    アイトール・ルイバル→チミー・アビラ

 

 

 

68分 ロカのロブパスにアブデが抜け出してシュートまで持ち込むがシベラがセーブ。

ロカとカルバーリョのコンビは割とロングボールを選択しがち。

 


74分 パブロ・フォルナルスがライン間で受けると、チミー・アビラを囮にその奥のフェキルへ。

GKとの1vs1の決定的な場面だったがシベラからパラドン

決定機をセーブ。

アラベスはブランコとゲバラがチャレンジ&カバーの関係でボールを奪いに行っていたが、間を通されてしまいピンチに至ってしまった。

 

 

 

76分 パブロ・フォルナルス→ロドリ

 


77分 キケ・ガルシア→ジョン・グリディ

    ゲバラ→プロテソーニ

 


84分 ペローが縦切りを回避して縦パスを入れると、アブデとチミーで左サイドを突破。

チミーのクロスにフリーのフェキルが合わせたが枠外。

最大の決定機を逃してしまった。

 


86分 バルトラ→ナタン

 


その直後。セドラルが決定機阻止でロハ。

2枚目のイエロー。

ロハ程のタックルでは無いのだが、シチュエーションとチミーの役者っぷりによって退場。

残り10分程度を10人でプレー。

 


88分 ビセンテ→ムサ・ディアラ

 


90分にはCKのこぼれ球をチミーがボレーで合わせるがこれもシベラのパラドン

シベラはこの試合2点は防いでいるだろう。

素晴らしいセーブで得点を阻止。

 


試合はこのままスコアレスで終了。

アラベスとしては前半の攻め込んでいた時間帯にゴールが欲しかった。

クロスがキケ・ガルシアに入らなかった印象。

 


ベティスは巧い選手が多いだけにもっとライン間でのプレーを増やしたい。

ロドリが投入されたところからは、サイド→内側のプレーが増え陣地を進められていた。

フェキルもチャンスメイクから決定機にまで広く絡んだ。

 


Pickup

カルロス・ビセンテ(ALA)

左右どちらでもプレータイムがあったが今日は右サイドで躍動。

対面の選手を何度も剥がし、クロスに繋げた。

ネットを揺らしたシーンもあったがそれはオフサイドに。

去年は1.5軍的な役回りだったが今は完全にスタメン。

 


Árbitro マテオ・ブスケツ

観客動員 16623