【ラ・リーガ マッチレビュー】Jornada 19 Rayo vallecano vs RC Celta

ラージョは再び金曜ナイター。

やはり金曜ナイターには納得がいっていないらしく、ラージョのゴール裏は再び応援をボイコット。

前回の金曜ナイターでも同じ抗議活動をしている。

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スタメン。

ラージョ。

 

ピボーテはウナイ・ロペスとシスのセット。

 


セルタ。

 

フランコ・セルビがリーガでは今季初スタメン。

アスパスが前試合のコパでふくらはぎを負傷しており、1ヶ月程度の離脱となっている。

セルタはこの試合で4バックを採用。

ミンゲサがSBに下がり、アルフォンとセルビのWG、中央にバンバが入る形。

 


セルタはラージョのビルドアップに対してマンツーマンでプレスをかける。

ラージョはそれに対してローテーションする形で逃れようとする。

17分のシーンでは、ウナイ・ロペスがウイング位置に向けて走ることで、マークを撹乱。

ウイングのエンバルバに入れてプレスを回避している。

他にもラージョはボランチが横移動してパスを受けることでプレスを回避している。

31分のシスがパスを受けてチャバリアへのスルーパスを入れたシーンは綺麗な流れ。

 


セルタはプレスがあまりハマらない。

GKにプレスをかけても、バタージャが落ち着いてウナイ・ロペスを経由し、サイドに展開できている。

また、自陣に引いてもマンツーマンの体勢が変わらないことから、6バックに近くなってしまうこともあり押し込まれている。

 


ラージョは守備では4-1-4-1に近い形。

シスがバンバ番を務め、自由を奪う。

サイドで上手くボールを嵌めれている印象。

逆にセルタの攻撃は微妙。

SBとWGが縦関係になっていることで、サイドで角度を作れておらず、ラージョのプレスにハマっている。

また、普段の得意技である、シャドーの斜めのランニングが出来ないので、ミンゲサのパスセンスも活かせない。

 


5分  ウナイ・ロペスからのフィードをチャバリアが綺麗に収めると、イシとカルロス・ドミンゲスが競ったクロスボールをグアイタが処理しようとしたところ、カメージョにアタックされ、パンチング。

そのこぼれ球をエンバルバが詰めて先制。

セルタからかなり抗議があったがゴールは認められた。

 


26分 マルコス・アロンソからパスを受けたモリバはウナイ・ロペスを背負いターン。

プレスを剥がすと、バンバの裏へ。

バンバは中央に折り返しをあげ、イグレシアスが飛び込む。

手数を書けない攻撃でネットを揺らし同点に。

バンバをマンマークしていたシスは、フリーだったベルトランに目が行っており、裏抜けへは対処出来ず。

イグレシアスも、ムーミンの後ろに入り込んで冷静にネットを揺らした。

 


セルタは長いボールでチャンスを作る。

42分 ベルトランから、バンバへ縦パスが入ると、バンバが相手を背負ってセルビへ。

セルビはワンタッチで裏にボールを落とし、イグレシアスが走り込んだが、チャバリアが戻って対応。

ルジュンの後ろへの弱さを突く感じ。

 


前半は同点で終了。

セルタはボールを握られる展開。

しかし攻めれてはおり、シュート8本を記録。

後半。

セルタは後半、バンバの裏へのアクションが増加。

深さを取れるシーンが増えている。

 


57分 アルフォン→ドゥラン

 


57分 シスがブロックの外でパスを受けると、斜めに走り出したウナイ・ロペスへ浮き玉パス。

長いランニングでマークから逃れると、ゴール横のエリアに侵入してパスを受ける。

折り返しはクリアされるも、決定機に繋げた。

 


63分 ラージョのスローイン

真横でパスを受けたカメージョがスタルフェルトを背負ってターン。

マークから逃れると、右サイドへ展開。

イシはそのボールに触れなかったが、デ・フルートスへボールが渡る。

デ・フルートスはマルコス・アロンソを縦に剥がしてシュート。

ニア低めを狙ったシュートはグアイタの逆を突いてネットを揺らした。

デ・フルートスのリーガ4得点目で再びリード。

 


64分 カメージョ→アルバロ・ガルシア

65分 シス→オスカル・バレンティン

69分 バンバ→ウーゴ・アルバレス

ウーゴ・アルバレスは中央でプレー。

 


セルタは3バックでは無いぶん、セントラルが幅を取れず、サイドにボールが回りにくい状況。

中央でのプレーが増える。

主な攻撃パターンはイグレシアスのポストから落としのパスを使って前進する形。

 


71分 スタルフェルトからイグレシアスに縦パス。

ムーミンを背負うと、右をフラン・ベルトラン、左をウーゴ・アルバレスが上がってサポート。

ベルトランに落とすと、シュートを打ちかけたがブロックされた。

 


75分 イシ→バリウ

バリウはそのまま右SH。試合を締めにかかる。

 


79分 マルコス・アロンソが左サイドでボールを持つと、斜め左にセルビ、斜め右にウーゴの三角形を形成。

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ウーゴからセルビへとパスを繋ぐと、ウーゴは外側へ動く。

アロンソはそのままニアゾーンに走り込むと、マークのバリウと、ウーゴのマークだったウナイ・ロペスのマークの引渡しの隙を狙って抜け出す。

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セルビのパスを綺麗に通ってクロスをあげたが、クロスボールをバタージヤに弾かれた。

クロスが通っていれば、中央のイグレシアスはムーミンの背後でフリーになっておりゴールに繋がったであろうシーン。

 


81分 セルビ→スウェドベリ

    フラン・ベルトラン→カレイラ

    スタルフェルト→ウーゴ・ソテロ

 


82分 カレイラが右大外で仕掛けてクロス。

スウェドベリがあわせたが、バタージャの鋭い反応に防がれた。

 


86分 デ・フルートス→ペドロ・ディアス

    エンバルバ→エンテカ

 


94分 負傷して1度ピッチを後にしたマルコス・アロンソが勝手にピッチに戻る。

このプレーでアマリージャ🟨。

既に1枚アマリージャを食らっていたので退場処分🟥に。

 


セルタは終盤にかけて調子をあげ、最終的には23本のシュートを放ったがスコアを稼げず。

またもアウェイで勝てなかった。

ラージョは堅実に勝ち点3をゲット。

 


Árbitro  ギジェルモ・クアドラ

観客動員 12955